代表製品紹介

VICTORの技術を結集して生まれた、代表的製品をご紹介します。

MCPHG

材料のこだわり
材料には独自に調合した特殊鋼を使用し、熱処理を加えた際に高い硬度と靱性(粘り強さ)を発揮します。
切れ味のこだわり
ビクターMCPHGは熟練の刃付け職人が一丁づつ丁寧に仕上げる事で、切れ味と耐久性の両立を実現しています。
また従来の製品より刃の支点の距離を短くする事(偏芯機能)で、硬い線でもテコの原理でラクに切断できるようになっています。
精度へのこだわり
切削加工工程にマシニングセンターを用い、加工精度と組み立て精度を高くする事で歪みや歪を抑え、高い品質と軽い開き具合を実現しています。
使いやすさのこだわり
グリップ部分は人間工学に基づいてデザインされた形状と、発泡性エラストマー樹脂の採用により、握りやすさと切断時の手への衝撃負担を軽減しています。一日に何回も切断作業をしたり、硬い線を切断する人の事を考えた設計になっています。

精密ニッパとして、結合部にベアリングを使用しガタのないスムーズな可動と精巧な刃先のかみ合わせを実現しました。刃部は耐摩耗性に優れた独自の超硬刃を採用し、ピアノ線、タングステン細線、硬鋼線などの切断に適しており、精密機器などの製造工場や歯科医療などの現場で幅広く使用されています。
極めて優秀な技能を有し、その技術が大阪府内において第一人者と認められる者のみに与えられる大阪府優秀技能者「なにわの名工」賞を受賞した職人が、熟練の業で1丁1丁丹念に仕上げている究極の逸品です。
平成18年度大阪府優秀技能者表彰式において弊社刃付け職人の岡村 勉が「なにわの名工」賞を受賞しました。

VP-36E

こだわりの切れ味と耐食性
ステンレス製の刃部は、電解研磨により表面の微細な凸部分を溶解し平滑化する事で高い切れ味と異物を除去したクリーンな表面を実現しています。
切断時にスムーズに刃が入る為、気温が低い季節でも刃が欠けにくくなっています。
また電解研磨の過程でクロムに富んだ強固で安定な不動態被膜が生成される為、錆びに強い高い耐食性を持った刃部になっています。
高い切断精度
切断部材に刃が真っ直ぐ入るように1台1台調整をおこないながら組立を実施しています。
ユーザーフレンドリーな設計
ユーザー視点に立った設計でかんたんに替刃の交換ができるようになっています。